2010年02月06日

収賄容疑で前福岡県副知事の逮捕状請求(読売新聞)

 福岡県町村会の裏金による同県幹部接待疑惑で、中島孝之・前副知事(67)が、町村会側に便宜を図った見返りにわいろを受け取った疑いが強まり、同県警捜査2課と博多署は2日、収賄容疑で中島前副知事の逮捕状を請求した。

 全国町村会長で県町村会長の山本文男・添田町長(84)についても贈賄容疑で逮捕状を請求しており、福岡県ナンバー2に対する接待疑惑は、全国の町村会トップを巻き込む贈収賄事件に発展した。中島氏を任命した全国知事会長の麻生渡・同県知事の責任も問われそうだ。

 関係者によると、中島氏は、75歳以上の高齢者らが対象となる後期高齢者医療制度を巡り、福岡県内の町や村が支払う負担金を少なくするなど便宜を図った見返りとして、山本会長らから、わいろを受け取った疑いが持たれている。

 後期高齢者医療制度は2008年4月に導入された。同県内の全市町村でつくる後期高齢者医療連合が運営しており、中島氏は06年9月に発足した同連合会設立準備委員会の会長を務め、山本会長は委員会のメンバーだった。

 連合会の設立当初、市町村の負担金の割合を巡り、市側と町村側が対立していたという。県警は中島氏が町村側の負担を軽くするよう工作した疑いが強いとみている。

 町村会については、町村会業務課参事・天野敏哉(49)、元町村会事務局次長・田中剛佑(70)両被告が、町村会や財団法人・福岡県市町村振興協会から計約285万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕、起訴されている。

 天野、田中両被告は「中島氏ら県幹部を福岡市・中洲の高級クラブやマージャン店で接待し、北海道旅行などに招待した」と供述。県警は、中島氏が接待の見返りに町村会側に便宜を図っていなかったかどうか、捜査していた。

 中島氏は町村会から陳情や要望を受け付ける県地方課(現・市町村支援課)の勤務が長く、1999年に副知事に就任。町村会の顧問や振興協会の副理事長も務めていたが、接待疑惑が浮上した昨年12月21日、「一身上の都合」を理由に辞任した。読売新聞の取材に対し、「町村会に対する職務権限はなく、接待を受ける関係にない」として、接待疑惑を否定していた。

 山本会長は71年に添田町長に初当選し、現在10期目。92年から福岡県町村会長、99年から全国全国町村会長を務めている。

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posted by サクマ コウゾウ at 18:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<書店>新潟の老舗「北光社」 190年の歴史にピリオド(毎日新聞)

 新潟市の古町十字路にある老舗書店「北光社」(同市中央区古町通6)が1月31日、190年の歴史に幕を閉じた。古町の看板書店として親しまれ、待ち合わせの名所にもなっていた同店。最終営業日となったこの日、思い出の場所の最後を見届けようと多くの市民が詰めかけ、閉店を惜しんだ。【畠山哲郎】

 ◇思い出の場所

 午前9時半の開店後、最後の記念にと来店する客が徐々に増え、昼前にはレジ前に列も。混雑は夜遅くまで続いた。

 40年前から同店を利用していた新潟市中央区の主婦、佐藤りつ子さん(80)。長男が高校生のころ、一緒に古町に出かけた時の待ち合わせた場所だったといい、「楽しい思い出があり、閉店は残念です」と話した。

 中学時代に同店で坂口安吾の「堕落論」を買ったのが思い出という同市東区の会社員、古屋公章さん(32)は、この日、本を7冊買った。「本好きになったのも北光社のおかげ。古町が古町でなくなってしまうようだ」と無念の表情を見せた。

 店内には、古くから使われてきた店の判子を利用したスタンプコーナーも設けられた。購入した本にスタンプを押した新潟中央高1年の藤波詩織さん(16)は「店員さんの雰囲気が良く、来るだけでわくわくしました。ここにあったことをずっと忘れたくないです」と語った。

 閉店後の跡地利用を巡っては、地元の商店街組合などが江戸後期の禅僧、良寛の資料や文献を展示する施設をつくる構想を検討している。「新潟良寛会」の柳本雄司会長によると、計画案を既に新潟市や地権者に提出したという。

 ◇メッセージ

 <私は80才、いま癌(がん)と闘病中です。北光社から母が買ってくれた英語の辞書を今も保存しております>

 店内の記入スペースや郵送、電子メールで募った市民からのメッセージ。ショーウインドーや店内の壁に飾られた中の一つに病床からつづられたとみられるものもあった。

 <貴店の閉店を聞いて涙が出ました。青春、壮年、老年を通じて北光社の書籍でどれほど知識を深めたことでしょう。私は間もなく消えゆく運命にありますが、北光社の再びの開店を祈念しております>

 集まったメッセージは500通以上。斎藤幸成社長(50)は「店を閉めることになり申し訳ない気持ちでいっぱい。今まで利用してくれたお客さんに心から感謝したい」と最後に語った。

 ■ことば

 ◇北光社

 江戸後期の1820(文政3)年、旧水原町(現阿賀野市)で「紅屋潤身堂」として創業。1898(明治31)年に古町へ移転し、社名も「北国に文化の光をともす」という意味の現在のものに変えた。一時は市内に6店舗を展開していたが、75年の大型書店進出の対抗策として行った店舗の増床が裏目となり、負債を抱えることに。売り場の縮小や店舗数の削減などで8年前から黒字に転換したものの、昨年12月に取引先の企業から支援打ち切りを告げられ、閉店が決まった。

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posted by サクマ コウゾウ at 09:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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